世界のオリンピックの首都で子供たちにリーチ
スイス、ローザンヌ
2022年7月17日
薬物のない世界のための財団スイス、ローザンヌのボランティアたちは、真実の証言で子供たちにリーチしています。
ある人はスイスを考える時、息を呑むような風景、経済的繁栄、絶妙なチョコレート、精確さ、そしてうまく組織化された社会を期待します。 これは本当かもしれませんが、それでもやはり、この国は社会問題に直面しており、薬物はそのひとつです。
違法薬物、医薬品、あるいはアルコールなど。統計によると、スイスの人口の3分の1が大麻を使用したことを認めており、20万人が定期的に喫煙しています。 アルコールに関して言えば、およそ3人に1人がアルコール問題に苦しんでいる人が周りにいます。
しかし、薬物のない世界のための財団ローザンヌは、地域社会、特に若者たちに薬物の危険性について教育し、彼らがその統計の一部にならないために必要なツールを身に付けるようにさせています。
ボランティアたちは世界のオリンピックの首都ローザンヌの学校で講演を行い、64人の十代の若者たちが薬物についての厳然たる事実を学びました。 セミナーは対話型で、元薬物常用者の生々しい証言、質疑応答、生徒たちが薬物についての自分の懸念や考えを述べる機会がありました。 講演の終わりに、生徒たちは薬物のない人生を送る宣誓に署名しました。
学校の教育局長は、このプレゼンテーションを「重要で強力なメッセージ」と表現しました。薬物のない世界のための財団ローザンヌは、地域社会と若者たちが正しい選択を行い、より健康な人生を送るための知識を得られるよう支援するために、この地域全体で活動しています。