薬物の売人はお金だけが目当てです。薬物を買ってもらうためなら、どんな嘘でも言います。例えば「LSDをやると自由な世界が開ける」などと言ってくるでしょう。
売人は「お客さん」が払うお金にしか関心がありません。薬物のせいでその人の人生が台無しになっても気にしません。かつての売人たちは、薬物を買う人を「いいカモ」としか見ていなかったと証言しています。
薬物についての真実を知ってください。そうすれば自分自身で正しく判断できるはずです。
薬物の売人がよく使う誘い文句
十代の若者へのアンケートによると、薬物に手を出すようになったそもそもの理由として、55％が「周りの雰囲気に流された」と回答しています。彼らには「ダサい」と思われたくない、カッコよく見られたい、という願望があります。薬物の売人はそのことをよく承知しています。
「トリップして幻想の世界に入ると、友達がみんなで俺を殺す計画を企んでいるんじゃないかという被害妄想に襲われた。それで、ここから逃げなきゃと思い込んだんだ。」
「友人の寝室に駆け込み、窓を開けてそこから飛び出した。幸運にも、その部屋は1階だった。雑木林を抜けて橋に向かって 走っていった。心臓の鼓動がどんどん速まっていくのを感じた。お前は心臓発作で死ぬんだという声が聞こえてきた。」
「それで終わりじゃなかった。それから何年もたって、ランニング中に突然、トリップしながら走っていた時の幻覚が戻ってきたんだ。ひどいパニック発作に襲われ、お前は心臓発作で死ぬんだという声がまた聞こえてきた。」
「LSDをやろうなんて考えを少しでも持ってる人がいたら、絶対にやめとけと言うだろうね。」 ブライアン
参照文献
- European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction 2007 Annual Report
- United Nations Office of Drugs and Crime, report on LSD, 1998
- U.S. Department of Justice, National Drug Intelligence Center report, May 2003
- U.S. Drug Enforcement Administration
- "Research Report Series—Hallucinogens and Dissociative Drugs," U.S. National Institute on Drug Abuse
- U.S. Office of National Drug Control Policy report on Hallucinogens, September 2005
- Acid Dreams: The Complete Social History of LSD—The CIA, the Sixties, and Beyond, Martin A. Lee and Bruce Shlain, Grave Press, (revised edition), March 1986
- www.drogues.gouv.fr. (Website of French Government's Interdepartmental Mission for the Fight Against Drugs and Drug Addiction)
- Hopkins Medical News
- U.S. Substance Abuse and Mental Health Services Administration
- “Situation of Amphetamines, Ecstasy and LSD in Europe,” European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction
- “New Study Reveals More than 3 Million Adolescents and Young Adults Have Used Non-Prescription Cough and Cold Medicines to Get High at Least Once in their Lifetimes,” 10 Jan 2008, Substance Abuse and Mental Health Services Administration
