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オピオイドおよびモルヒネ系鎮痛剤による影響
短期的な影響
オピオイドやモルヒネ系鎮痛剤の短期的な影響には以下のようなものがあります。
- 眠気
- 呼吸の抑制
- 重度の便秘
- 無意識
- 吐き気
- 昏睡状態
長期的な影響
オピオイドを継続的に使用すると、身体的な依存や中毒を招く恐れがあります。身体が薬物なしには機能できない状態になっているため、量を減らしたり使用を止めたりすると、禁断症状が起こります。禁断症状には、情動不安、筋肉や関節の激しい痛み、不眠、下痢、嘔吐、鳥肌を伴う強烈な悪寒(コールド・ターキー)などがあります。また、薬物に対する「耐性」ができるため、同じ作用を得るために必要な摂取量が増えていく可能性があります。
鎮痛剤乱用についてのより詳しい情報は、この小冊子シリーズの「真実を知ってください:鎮痛剤乱用」をごらんください。
「悪い友達がいて、その子からオキシコンチンを教えられたの。40mg錠から始めて、2、3ヵ月で60mg錠にアップした。もうその頃には完全にハマっちゃってて、早くハイになりたくて薬を噛むようになってた。そうしないと吐き気がしてくるの。起き抜けに1錠やらないと、気持ち悪くて吐きそうになる。お昼前にもう1錠飲んで、午後と夕方にも2、3錠。薬をやらないとまともに動けないんだからね。自分が中毒になってるのはわかってた。薬がない時は最悪だった。体が辛いだけじゃないの。薬をやらないと人付き合いができないし、生活していくこともできない。そのうち80mg錠までエスカレートしちゃって、人生もうメチャメチャよ。薬をキープするのに必死だったから、知ってる人全員からお金を盗んだりするようになった…」 シャーリーン