薬物乱用は単なる脅威ではなく、事実です。国と世界全体に影響を及ぼすもうひとつのタイプのパンデミックです。 LA郡保健省によると、過失による薬物過剰摂取による死亡率は、前年の同じ期間、パンデミックが始まった最初の10ヵ月で52パーセント上昇。最も高い比率はメタンフェタミンとフェンタニールに関連したものでした。

 

街中から集まった「薬物のない世界のための財団」のボランティアたちは、総力をあげてのキャンペーンを開始し、地元の住民、そしてスーパーボウルやその関連活動のために市外から来た15万の訪問者に薬物防止のメッセージを伝えました。

「薬物のない世界」は教育と防止キャンペーンを世界各地の地域社会にもたらし、最も乱用されている薬物についてのありのままの真実を人々に伝えています。

ボランティアたちは、商店やレストラン、ホテル、地域社会のグループに配布するために、薬物防止教育小冊子の箱をピックアップトラック一杯に積み込みました。 彼らは、友人や近所の人たちにも小冊子を配布しました。

 

国際薬物のない世界のための財団のコーディネーター、ジェシカ・ホッチマンはこう述べました。「ロサンゼルスの薬物中毒は、とても多くの人々に影響を与えています。それは中毒者だけでなく、彼らの家族や友人にも及びます。 薬物は、どういう訳か、『受け入れられる』ものになっています。 しかし、それらは人生を台無しにします。 私たちは、事実に基づいた薬物教育を可能な限り多くの人々に届けたいと思っています。」