「真実を知ってください:薬物」をバハ・カリフォルニア・スルへもたらす

ロス・バリレス市長のフランシス・オラチェ(中央左)と薬物のない世界大使、ジャン・ストーリー(中央右)が、バハ・カリフォルニア・スル州のすべての中学校での薬物防止教育提供への扉を開きました。

子供の頃の休暇の場所への愛が、「真実を知ってください:薬物」をバハ・カリフォルニア・スル州のすべての中学校に提供するための政府との提携関係へとつながります。

バハ・カリフォルニア・スル州(BCS)。観光地、美しい景色、そしてレクリエーション活動で有名なメキシコの州は、大麻や覚せい剤を北から南へと動かす麻薬密売人の輸送ルートです。

薬物のない世界大使のジャン・ストーレイは、コロラド州出身のアメリカ人で、一年の大半をBCSで過ごしています。 彼女は子供の頃から、ロス・バリレスの静かな漁村に旅行に来ていました。しかし2016年、忍び込み始めた薬物取引の影響による変化に気付くようになりました。

「腹が立ちました。以前は、本当に安全で静かな地域だったんですから」と彼女は振り返ります。 「その時、私はこれに対して何かすべきだと決めたんです。」 すでに、コロラド州で「真実を知ってください:薬物」プログラムに精通していた彼女は、教材をBCSに持ち込み、すぐに、ロス・バリレスの市長、フランシス・オラチェに紹介しました。 オラチャ市長は、自分の兄弟を覚せい剤で失った後、薬物との戦いに個人的な関わりを持っていました。 「私は常に薬物使用者に囲まれて暮らしていました。兄弟のひとりが薬物を使っていたからです」とオラチャは告白しました。

市長は、州教育局の学校保安プログラム代表を含む地方政府関係者にプログラムを紹介しました。 これにより、「真実を知ってください:薬物」の教育パッケージをロス・バリレスと、カボ・サン・ルーカスを含むその周辺地域の学校に提供することから始まりました。

公教育局の副局長が望んでいた通り、最初の提供は大成功を収めました。 カリキュラムを検討した後、このプログラムはすべての中学校に必要と決定されました。 ですから、最初のトレーニングが5つのBCS自治体からの50人の校長に与えられ、続いて800人以上の教師がにトレーニングが与えられました。 提供は完全に固定され、バハ・カリフォルニア・スルの教育部長と薬物のない世界のための財団との間で覚書に署名がなされました。これは、政府がプログラムを採用した最大のものでした。 これには、2,200以上の「真実を知ってください:薬物」教育パッケージを学校に提供することが含まれていました。

今では教師たちが、地域全体の230の学校でおよそ4万人の生徒たちに完全なカリキュラムを提供し、結果として、初めて薬物を使用する率が州で30%減少しました。 「薬物はラパスやバハ南部で信じられないくらい衰退しました」とストーリーは語ります。 「このキャンペーンは何か変化を起こすことができるという希望を与えています。」


「真実を知ってください:薬物」を近所の商店や街に配布する私たちの活動に参加しましょう。

行動を起こす
薬物乱用との闘いに参加しましょう

毎年私たちは、違法薬物の危険性に対する意識を高めるため制定された、国連の国際薬物乱用・不正取引防止デーに行動を起こしています。

この日、薬物のない世界 (DFW) ボランティアや支部は、街頭で「真実を知ってください:薬物」の小冊子を配布し、地元の人々に薬物防止の宣誓に署名してもらい、セミナーや学校の意識向上キャンペーンを行います。

私たちはボランティアや支援者全員にこれらの活動に参加するよう呼びかけています。 これには、人通りの多い場所での配布や宣誓ボードへの署名イベントの計画、お客さんに配布するようにお店に置いてもらう、セミナーの提供など、「真実を知ってください:薬物」をあなたの街の人々の手に届けるその他すべてが含まれます。 あなたはwww.drugfreeworld.org/downloads で宣誓をダウンロードできます。

あなたのDFW活動のビデオと写真を送ってください。 トップ10は、私たちの青緑色のDFW Tシャツが、そのグループ・メンバーに送られます。


若い命を救う

「薬物のない世界のための財団」を支援し、若者たちと彼らの未来を有害な薬物から守りましょう。 皆さんの寄付により、当財団の教育資料を無償で学校、青少年団体、その他の団体および個人に提供することができます。 皆さんの善意の支援により、若者たちが心身ともに健全で薬物と無縁の人生を送れるように、正しい知識を持たせることが可能になります。