オキシコンチン「山男のヘロイン」

オキシコドン系の薬物は、神経系にヘロインやアヘンに似た反応を起こします。そのためヘロインのような違法な麻薬の代用品または補助として、オキシコドン系鎮痛剤のひとつであるオキシコンチンを用いる乱用者がいます。

武装した強盗が薬局を襲う事件が起こりましたが、その際に強盗が要求したのは現金ではなく、オキシコンチンだけでした。いくつかの地域(特に合衆国東部)では、オキシコンチンは捜査当局が最も警戒する薬物となっています。

オキシコンチンは、アメリカ東部にあるアパラチア山間地域に居住する人々によって乱用されているため、「ヒルビリー(アメリカ東部の山男)ヘロイン」として広く知られるようになり、アメリカ合衆国では犯罪にまつわる主要な問題のひとつとなっています。ある地域では、犯罪の8割がこの薬物への中毒に関与していると推定されています。

「自分が『ドラッグ』の問題を抱えているとは思っていませんでした。その錠剤を薬局で買っていたんですから。仕事にも影響しませんでした。朝は少し疲れを感じましたが、それだけでした。自分が問題を抱えていると気付いたのは、約40錠もの大量摂取をし、気が付くと病院にいた時のことでした。私は中毒を克服するために、4ヵ月診療所で過ごしました。」 アレックス

心理的および生理的な鎮痛剤の作用

 

  • 重度の便秘
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • めまい
  • 錯乱状態
  • 薬物中毒
  • 無意識
  • 呼吸抑制
  • 心臓発作の危険が増す
  • 昏睡状態
「いつからか思い出せないほど長い間、私は『ハイ』になったり落ち込んだりしていました。ちょっとしたことですぐに腹を立てたり、怒りが爆発したりし、全く理由もないのに誰かを嫌ったりしていました。長い間、私は自分が躁うつ病ではないかと思っていました。自分を望ましくない感情から救うために、去年の10月に薬を使い始めました。けれどもなんと、それは状態を悪化させただけでした! 今では薬物中毒と感情の問題の両方に対処しなければならなくなったのです。」 トーマス