ゲストによるコラム
主要な薬物ルートにおいて効果的な教育に力を注ぐ

ジョン・レッドマン氏はサンディエゴを拠点とする地域社会同盟(CADFY)の総理事です。

「薬物のない若者のための地域同盟(CADFY)」の使命は、安全で薬物のない地域社会を築くことです。 我々、全米麻薬撲滅対策室は、大統領府から指示されている全米麻薬撲滅作戦を支持することによって、それを実施します。

薬物乱用の減少を図るために我々が用いる三本柱は、次のとおりです。

  1. まず、薬物を禁止すること、つまり我々の国境を通過し、近隣諸国へ伸びる薬物の経路を遮断することです。
  2. そして治療、薬物乱用による被害者の健康を回復させることです。
  3. さらに防止、子供たちが誰ひとりとして、薬物乱用を伴う暗黒の道へと踏み出さないように彼らを守ることです。 教育による防止方法は、私が最重要視していることで、その意味で「薬物のない世界のための財団」と提携できることは実に名誉なことです。 同財団の資料は、私が知る限り最良のものです。

どの地域社会においても、薬物乱用の問題は最終的には、子供各自が自分は薬物を使用するのかと毎日自らに問いかけ、それに対して自身で決定することに委ねられていると言えるでしょう。 全米中の子供たちは毎日この選択を迫られています。子供たちが自らその答えを出せるようにすることが我々の責任だと信じています。

両親として、また教師、聖職者、友人、コーチ、警察官として、我々は皆何らかの影響を子供たちに及ぼしています。 薬物使用防止において一般的な最大の問題は、若者たちに薬物乱用がごく当たり前のことだと思わせるような宣伝活動に、どう対処するかということです。 最も単純な答えは薬物の需要を減らすことです。しかし、数百万人もの子供たちを相手に一体どのようにして、それをすることができるのでしょうか。

薬物に関する真実、つまり薬物による心身への弊害の事実や、それがいかに個人の人生に影響するかということを、若者たち自身で理解できるように助けることが、大きな成功の鍵を握っています。 それ故に「真実を知ってください:薬物」プログラムは、ただ単に行うべきものというよりは、今では絶対に必要不可欠なものといえます。

過去数年間において、米国内での出来事がメキシコに影響し、その逆もまたしかりということを、はっきりと認識できます。 メキシコの一般家庭や政府官僚たちはどのような手段を用いてでも、薬物の密売買や薬物カルテルによる計り知れないほど凶悪な暴行を阻止しようと躍起になっています。しかしその状況は悪化の一途をたどっています。 子供たちは今では単に薬物を使用するだけでなく、学校を中退させられ、その青春を奪われています。 子供たちは今や、ギャングを飛び越して直接、薬物カルテルに入っていくのです。

こういった事実を背景に、地域社会同盟(CADFY)は両国合同のイニシアチブ(Bi-National Exchange)を設立しました。その目的は、米国内への薬物流入が最も頻繁なカリフォルニア州とメキシコの国境付近における薬物使用を減少させることです。 「薬物のない世界のための財団」や、その他の薬物の危険性についての教育に深くかかわっている協力者たちと提携することによって、住民にとってより安全な国境地域を築くことができます。



薬物のない世界のための財団
国連薬物反対デーを祝う

2014年6月26日の国連薬物反対デーでは、薬物乱用や違法薬物の密売買に反対して、「薬物のない世界のための財団」は、薬物への認識を高めるために200のイベントを主催し、「真実を知ってください:薬物」の教材を6大陸の28ヵ国で配布、25万人に及ぶ人々に薬物反対の趣旨を伝えました。

同財団による主要イベントは、キャピトルヒルにある米国議会のホールで行われ、国会議員や薬物規制官庁の官僚らも出席しました。

「薬物のない世界」のイベントは世界各地でも実施されました。

» ヨーロッパ/中近東
オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イスラエル、イタリア、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス

» アフリカ
アルジェリア、ケニア、レソト、南アフリカ、ジンバブエ

» アジア
日本、台湾

» オーストラリア
オーストラリア、ニュージーランド

» 北米
アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ

» 中南米
コスタリカ、ベネズエラ



薬物に対する効果的な教育をすることで、多くの命が救われます。

「薬物のない世界のための財団」を支援する活動は、若者たちを薬物の害から守りたいという善意の方々によって支えられています。 そうした方々の寄付により、当財団の教育資料を学校や青少年団体などに無償で提供することができます。 皆さんの善意の支援により、若者たちが心身ともに健全で、薬物と無縁の人生を送れるように、正しい知識を持たせることが可能になります。