アルコール乱用

どれだけ飲めば過剰摂取になる?

写真(中央):Nightwatching

いわゆる「深酒」、すなわちアルコールの過剰摂取とは、短時間に大量のアルコール飲料を飲むことを指します。一般的な目安として、男性であれば5杯以上、女性であれば4杯以上のアルコール飲料を立て続けに飲むのは過剰摂取であると言えます。

アメリカ合衆国では、20歳以下の若者によるアルコール消費量の約90パーセントが、上記のような過剰摂取によるものです。

「何かあるたびに飲んだくれていた。実際、自分が嫌になるほどね。でも、飲みたいっていう欲求を抑えることができないんだ。飲み過ぎた時や極端に強い酒を飲んだ時は、呼吸が苦しくなるし、体全体が赤くただれたようになるんだけど、消耗しきって眠り込んでしまうまで飲み続けるんだ…こんな馬鹿なことはやめなきゃいけないんだけど、やめるだけの根性が自分にあるかどうか、自信がないよ。」 アレン

「20代の半ば頃には、すっかりアルコールに溺れていました。

飲むこと以外何も考えず、他のことはすべて二の次でした。

やがて、飲んでいないとパニック状態になり、体が震え出すようになりました。

飲まないでいると、体が震え、冷や汗が出てくるのです。飲むのを我慢していられるのはせいぜい数時間でした。」 ポール

「この1年というもの、酔っ払った状態で仕事に行き、クラブやバーで気を失い、どうやって家に帰ったかも覚えていないありさまです。恥ずかしい話なんですけど、ある朝、目が覚めたらある人が隣に寝ていて、なのに前の晩にその人と一緒に帰った記憶がまるでない、ということもありました。

酒に酔って二人の友達を傷つけ、人間関係を壊してしまいました。それでも飲むことが最優先でした。

うちの家族はみんな本当につらいと思います。私がいつまでもこんな自殺行為を続けているんですから。」
ジェイミー